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私の話を聞いて下さい~原発事故を経験した私の生き方~

福島からの自主避難者である「しすたー」の想いや考えを伝えます。

私のやりたいこととは・・・・・・・・・

北海道では大荒れですね。心配です。

みなさんも、車には、必要最低限の準備はしておきましょう。

では、今日は前々回の続きということでお話させていただきたいと思います。

私のやりたいこと、目指したいもの

それは、農業をして、自分の口にするものは自分の手によって作るということです。

もちろんすべてを賄うことは難しいでしょう。しかし、出来る限り、自分の手で作り、信頼できる人とのつながりを持って生きていきたいと思いました。

ここで少し脱線して、幼いころの私の夢について話させてください。

私には幼い頃から夢がありました。

小学生低学年までは看護師になって人を救うことと考えていました。

しかし、私は小学校高学年のときにいじめを受けました。

今思うと、「いじめ」といっていいのかわかりません。なんといっても、小学生がやることですから。

でも、当時の私にしては、本当に辛かったのです。

そのときに、私を助けてくれたのが養護教諭の先生でした。

養護教諭と言うのは、保健室の先生です。

教師は、いじめを知っても黙っていたんです。ぎりぎりまで。

私が相談しても、なかなか動いてはくれませんでした。

いつしか相談もしなくなり、たまりかねてトイレに篭ったこともあります。

私の事を遠くから見ていてくれた友人がいて、友人が先生に相談してくれました。

そこでやっと先生はうごきだしました。

養護教諭なっていじめられている子どもたちを何とかしたい。

教師という立場とは少し違った視点で子どもたちを見つめられる存在として、

つらい思いをしている子どもたちのために何かをしたいと考えました。

中学入学して、私は勉強をシッカリやって、良い高校にいけるように頑張ろうと思いました。

なるべく学年の上の方に入れるようにしていました。

あの頃はよくやってたな・・・と我ながら感心です。

プライドが高く、かなり自信家でありながら、かなり努力もしていたので、周りをそれを認めてくれていたのか、

何か嫌味を言われるようなこともありませんでした。

中学二年生の時にいじめを先生に相談してくれた友人がいじめにあいました。

あくまでも、これは私を当時助けたから彼女に標的が変わったということではなないです。

私はこのとき、彼女がいじめられていることを知って先生になんとなく相談していました。しかし、彼女が実際どのくらい辛いのかということを感じ取ることができませんでした。結果彼女は学校に来れなくなってしましました。私はひどく後悔したんです。もっと何とかしてあげられたんじゃないか。助けてあげられたんじゃないか。と。その後、私は彼女に電話をしたり、手紙をわたしたりして、なんとかつながりを持ち続けました。彼女はわたしに謝らなくていいよといつも言ってくれましたが、わたしは彼女に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

こうした体験からわたしは養護教諭になっていじめを受けている子どもたちをサポートしたいと強く思うようになりました。夢を叶えたいという思いがはっきりしてきました。

そして、高校受験を迎え、わたしは推薦で合格しました。

喜び、夢、希望・・・そうしたものに、満ち溢れていました。

・・・・・・・・・3.11が起こって、わたしは、喜び、夢、希望どころではなくなりました。

大人という存在を信じれなくなって、閉じこもりました。

養護教諭になって・・・ということも、わたしにはもう、考えられませんでした。

それ以降わたしには、夢というものが持てませんでした。

そもそも、未来に期待なんかできなかったのです。

やっと、約4年ぶりに、夢が出来ました(笑)

農業をして、自分が口にするものは作りながら、家計のために仕事をしたいと思っています。

仕事と言っても、農業関連か、被災者支援関係のお仕事がいいかな・・・と思っていますが、とりあえず、きっと、なんとかなると思っています。自分でやりたいことに向かって走っていれば誰かが助けてくれるということは、震災があってから、身を持って感じましたから・・・。

ひとまず、北海道を拠点にして、生活していけるように、準備を進めています。

いつか、こじんまりとした家で周りにたくさんラベンダー植えて、作物育てて、操体して、フェアトレード商品扱うようなお店を出して、ピアノをひいて、同じ志を持つ人、信頼する人、そして愛する人(・・・いつかできることを信じて)と一緒に暮らしていけたら幸せだな・・・と思っています。

1人ではできなくとも、きっと、寄り添って応援してくれる人がいると思うので・・・。未来を信じて、と言うよりかは・・・信じることができる未来を自分で作りたいと思います。