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原発事故で自主避難した私の生き方

福島からの自主避難者である「しすたー」の想いや考えを伝えます。

北海道の旅三日目

三日目の今日は、ずっと会いたかった人に会いに行きました。 尊敬し、信頼している人。 会えてよかったなぁとおもいました。 爆弾のようなおはぎもいただきました(笑) 午前中の三浦綾子記念館含め、旭川の時間はかけがえのない時間になりました。 札幌とは違う時間の流れ。 自然との共鳴。 静かに流れていくものを感じて、 その形無いものにこみ上げる喜びを覚えました。 札幌よりも、こっちの方が私の心には優しく、時には厳しい風を与えてくれるんだろうと思いました。 人に会うことはどれほど幸せなことなのでしょう。。。原発事故で様々なものが引き裂かれ失われていきました。でも、こうして、四年を経て、私は逆境のなかでもなんとかもがいて生きてきました。 その四年という長い長いトンネルはずっと暗かったわけではありません。しかし、渡されたランプを投げ捨て、差し伸べられた手を振り払うこともありました。そのランプを手に取ることも、手を握ることもできないほど、あのときの私は盲目で、弱かった。 当時、愛していた人から、 あなたは弱い人だと思っていたから、 傷つけたくなくて優しくしていたんだ…… と言われたとき、自分がいかに愚かだったかを思い知りました。 人の優しさが恋しくなる一方で、その優しさに恐怖すら覚えました。 あの日からの月日は、人を恨むことも、憎むことも、赦すことも、愛することも教えてくれました。 赦し、愛することの困難さ。 でも、その先にある多くの人の優しさと慈しみ。 すべてを受け入れて、 自分は自分の道を選んで生きていけばいいと教えてくれたこの四年…。 決してこの道は無駄なんかじゃなかった。 出会ってくれた人、愛してくれた人、これからも出会ってくれる人、愛してくれる人。すべての人に感謝を捧げて……。 あの時はごめんね。 ありがとう。 ほんとうに、ごめんね。 ほんとうに……ありがとう。
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