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私の話を聞いて下さい~原発事故を経験した私の生き方~

福島からの自主避難者である「しすたー」の想いや考えを伝えます。

私の3月11日

11日

今年の11日は、時間になっても涙は出てこなかった。

夕方五時過ぎてから日が落ちてきて、
あの日のことを思い出した。
悲しくなった。
辛くなった。

今年は世の中の悲しみを根底とした怒りや虚しさを感じた。

気流れとはよく言うけれど、
エンパスにはつらかった。
諦めがみえた。
さみしかった。

人々が少しでも安らげる日が早く来ますようにと祈った。


夜、布団に入って、
ふと、真夜中に目が覚めて、
とってもさみしくなった。
涙が出てきて布団で泣いた。

七年目

とうとう七年目になった。
当時15だったわたしは、
21。
今年で22になる。

いろんなことがあった。
辛いこともあった。

震災や原発事故があってよかったなんて思ってないけど、震災や原発事故があったから気がついたこともたくさんあった。

今までの時間は決して無駄じゃないっていえる。

月日は流れていくし、
私も周りも変化していくし、
社会も変化していく。
そういう変化も今では頷けるくらいには受け止められるようになった。
変化するものを恐れるよりも、
その変化にも柔軟に対応できるようなしなやかさを少しは身につけたのかもしれない。

奪いすぎた結末


震災と原発事故はいろんなものを奪っていって、私たちはいろんなものを失った。

私たちはそれまでこの世の中に与えるということをどのくらいしてきたのだろうか。

いつも搾取してばかりで、還元の波に返すことを怠ってきたのではないか。

きっと、誰かがやってくれていると思って、他人事だったのではないか。

そういうことの積み重なりが引き起こしたものなのかもしれないと私は思ってる。

与えあいたい

人々が自分のことも相手のことも
大切にできていなかったのかもしれない、
という事実を私は受け入れたい。
また、今もそうであることを受け入れたい。

反省しなければと思う。
与えあえば余るのに。
誰も苦しまない世界が作れるはずなのに。

もっと、自分や周りの人を愛そうと思う。
もっと、自分にも相手にも素直な自然な気持ちで接したい。

真実や現実を受け止めて、
世の中に沢山の愛が満たされますように。

本当の意味での鎮魂がなされますように。



また、更新します。