原発事故で自主避難した私の生き方

福島からの自主避難者である「しすたー」の想いや考えを伝えます。

5月29日のお話会のこと

人生初:自分が企画したお話会

f:id:nostalgia311:20170503000514j:plain

こんにちは。

5月29日はお話会をしました。

原発事故に関わるお話会。

第一回ということもあり、人数こそ少なかったですが、

それでも、自分のベストを尽くせたお話会だったと思います。

自分が経験したということに基づく話はやはり人の心に届きやすいのかもしれないと感じました。

 

当事者意識はエゴなのか

f:id:nostalgia311:20170420191359j:plain

当事者によっても色々な考え方や捉え方があります。

なのでこの考えが正しいということを推進するわけにも行かないのですが。

ただ、大切なのは自分が何を経験し、一体そこでどのようなことを感じたのかということです。

 

確かにそれはエゴではないかという考え方もあるでしょう。

しかし、その経験談を必要としている人がいるという場合には、

その経験に基づく感情や思いというものを話しても良いのではないかと私は考えています。

ただし、あくまでも話す本人は「生きる」方向に向いた状態で話しをしなければなりません。なぜなら、相手に本意が伝わらなかったり、話を聞いたあとにただただ暗い気持ちになったりします。

 

そうではなく、きいた人が参考になるような話をしたいですよね。

私なら、これからどうやって生きていくのかということを自分の現状を踏まえて話をすることで一人ひとりが考えるきっかけづくりが出来たらいいなと思ってお話会を企画しました。「生きる」姿勢や覚悟が感じられることを周りの人には伝えていきたいんです。

 

「生きる」方向に向いた話をしたほうがいい

f:id:nostalgia311:20170601141400j:plain

じゃあ、道が見えずに困っている人はそういうお話会とかをしちゃだめなんですか!?といったらそうではないです。

 

困っているのだけど、「皆の意見が欲しい」という場合や、

話を聞いてもらって、「誰か話が分かるような人を紹介してほしい」という場合は是非お話会をしてみてほしいなと思うのです。

 

「困ってる」「辛い」「しんどい」「悲しい」など、ただの感情のぶちまけではなく、その先を見越した、その人が何がしたいのかという目的がはっきりさせましょう。そうしないと、そのお話会のコンセプトが伝わらないのです。あれ、このひと結局何がいいたかったんだ?となるパターンです。

f:id:nostalgia311:20170420191757j:plain

 

これ、私もお話会のプレゼンを作ったりする時に、すごく困りました。

というのも、なんとなくでしか伝わらないようなお話会を企画しようとしていたからです。

 

「辛かった」ということは分かる。

「なんとかしなくちゃ」ということは分かる。

でも何が伝えたいのかな?それ言ってどうするのかな?というイメージがついてしまうようなお話会を初めは企画してました。

 

意外とコンセプトを決めるって難しいなと思いました。

だって、ただでさえたくさんのことを話したいのに。

コンセプト絞ったら話せないこともでてくるべしたーと。

伝えるって難しいなと思いました。

 

散々悩んだ挙句・・・

第一回は、福島で起こったことの基礎的なことを中心に話をしました。

そのうえで、自分がどのような体験をしたのかということを付け加えて話を膨らましたりしました。

相手が欲しいとおもえるような情報を提供することがお話会では重要だなと感じました。

 

恋人同士でたまにあるのは、ネガティブキャンペーンばっかりされていていつの間にか話をするのも嫌になったというパターン。なんだか救いようがなさすぎて自分の無力感を味わったりしてしまうこともありますよね。

 

支え助け合うという関係性を作れるようなお話をするとすごく良いのではないかなと私は個人的に考えています。

 

 

たった二時間という時間でしたが、とても充実した時間になりました。

参加者の方から様々なお話もいただくことが出来、

自分のこれからの方向性もまたあらたに見えた1日になりました。

 

第二回

f:id:nostalgia311:20170601142640j:plain

第二回は7月に予定しています。

まだ予定なのですが、内容としては鎌仲ひとみ監督のDVDを見たあとに、

午後からは泊のことを踏まえた上で(もちろん六ヶ所や大間、幌延などの問題も確認しつつ)いざという時どうやって逃げる??ということや、

何を今のうちから準備しておくべき?

今私達一人ひとりができることは何かということなどを

グループワークを通じて考えていこうと思っています。

 

★気になる方はTwitterからご連絡下さい★